着物を着ると迷う髪型、セルフで簡単にできるものを知っていれば安心ですよね。
普段から着物を着る習慣がないと、髪型だけでも迷ってしまいますが、できれば、自分が簡単にセットできれば、良いですよね。
そこで、着物に似合いセルフセットが簡単な髪型、ピックアップしました。
着物でのおでかけの参考にしてみてくださいね。
着物に似合う髪型セルフでするなら
着物に似合う髪型、セルフでする場合、以下をチェックしましょう。
髪の長さが短い（ショート〜ボブ）
髪が着物襟につかない場合は、ダウンヘアでもOKです。
顔周りをすっきりとさせるのがおすすめ。
額を出したり、顔周りの髪を耳にかける、編み込みをしてバレッタ等で止めるハーフアップでも素敵に仕上がります。
肩につくかぎりぎり微妙な場合は、短くてもアップにまとめるか、毛先をカールさせて、襟につかないようにするかすると良いでしょう。
髪が長い場合（セミロング〜ロング）
髪が着物の襟につくくらい長さがある場合は、髪をまとめて、アップにするのが一番です。
その際、うなじを見せるヘアスタイルの場合は、華やかさが出ますし、うなじを隠し、低い位置でのまとめ髪の場合は、落ち着いた雰囲気になります。
サイドアップ等はカジュアルなお出かけの場合は問題なしですが、セレモニー、冠婚葬祭での参加の場合は、きっちりとまとめ上げるのがマナーになります。
髪型に迷ったら、一度着物の襟だけ合わせ、しっくりくるのはどれか、と試してみると良いですよ。
着物に似合う髪型簡単なのは？？
では、着物に似合う髪型、簡単にできるものをご紹介していきましょう。
まず、夜会巻き。
専用のコームを使えば、簡単です。
飾り付きもおすすめ。
飾りはシンプルなものが使いやすいです。
さらに簡単に、崩れにくくするなら、三つ編みをしてからねじり上げると良いですよ。
こちらの動画が参考になります。
①髪をひとまとめにし、きつめに三つ編みを作る。
②トップの髪を引き出して、後頭部の髪のボリュームを出す。
③三つ編みの髪をねじり、左ななめに上に向かってあげる。
④毛先をねじりあげた髪の中に入れ込む
⑤コームをさして止める
動画のコームはお高いですが、これは他のものでも大丈夫です（笑）。
こんな感じ。
この方法なら、トップのボリュームも簡単に出ますし、髪を一度三つ編みでまとめているので崩れにくい髪型になります。
他に、着物に似合う髪型で、簡単にできるのは、ギブソンタック。
動画はこれが分かりやすいです。
①髪の毛先を軽く巻く
②髪をひとまとめにする。
③②でくくった髪のゴムの上に毛先を通す（くるりんぱする）
④毛先をゴムでまとめる
⑤毛先から髪をくるくると根元まで丸める
⑥丸めた毛先を根元でピンで止める。
⑦丸めた毛先を左右に広げて扇型に広げて、バランスを整える。
髪が短い場合はくるりんぱを2回（1回追加する）ときれいにまとめることができます。
ハーフアップの要領で髪をまとめて、くるりんぱ。
さらに、その人でもう一回くるりんぱをしてから、残りの髪を丸めていきます。
さらに、時短でかつ簡単な髪型にするなら、ウィッグの利用がおすすめです。
ウィッグを利用すれば、ボブヘアでも、まとめ髪が作れます。
落ちてくる髪は、スプレーとピンでしっかりと固め、とりあえずひとまとめにしてしまうのがポイントです。
慣れて仕舞えば、まとめてウィッグをつけるだけ、5分とかからないので、何かを忙しい着物のお出かけ時には重宝します。
また、襟足が気になる場合は、床屋さんでシャービングをしてもらうのもおすすめです。
後ろ姿のうなじも綺麗になりますよ。
着物の髪型結婚式などにふさわしいのは？？
着物の髪型、結婚式に出る場合は、飾りは控えめにして、きっちりとまとめ上げるのが正しい婚礼スタイルです。
フワフワのまとめ髪は、若い20代なら「まぁ、若いしいいのでは？？」と許される（大目にみてもらえる）感じはありますが、30代すぎるとNG。
飾りはなくてもOK。
つける場合は、パールピンなどを少したす程度にします。
大きな造花、モチーフのピンなどは避けた方が無難です。
シンプルが一番ということですね。
着物で結婚式に出席する場合は、カチッとした髪型が良いので、できれば和装が得意な美容院にお願いするのが安心です。
美容院に行けない場合は、コームできっちりめの夜会巻き、または、長さはそこそこあってもウィッグを使った方が綺麗にまとまるので、結婚式の時はアイテムに頼る方が安心です。
着物に似合う髪型セルフのまとめ
着物に似合う髪型、セルフでまとめる簡単な方法、参考になりましたか？？
最近多い、ゆるふわの髪型は、正式な場でのお出かけには不向きです。
ややきっちり目にまとめるのが、着物にはおすすめですよ。
初めのうちは難しいかもいしれませんが、本番当日まで少し練習をして、慣れれば、割と簡単にできます。
ぜひ、ためしてみてくださいね。
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