新幹線を利用した子連れ旅行には、準備とコツがあります。
子連れで新幹線に乗る予定のママさん、当日騒いだらどうしようと不安になっていませんか?
私も旅行好きなので、子連れで飛行機、新幹線はよく乗ります。一人で二人子連れもよくしました。
そんな私の経験も踏まえ、新幹線子連れ旅行のコツ、まとめました。
是非、新幹線に乗る前にチェックしてくださいね。
新幹線子連れで乗る場合のコツ
新幹線に子連れで乗るには、事前準備と快適に過ごすコツがあります。
現在6歳、3歳の姉妹がおりますが、二人とも1歳未満から新幹線、飛行機を年数回乗っています。
最初は不安でたまりませんが、乗ってしまうと意外と大丈夫というのが感想。
子連れ旅行には慣れもありますが、それ以上に準備をしっかりしておくと、当日の心の余裕、快適さが全然違います。
では、新幹線を子連れで乗るコツ、チェックしてみましょう。
新幹線子連れ旅行 :乗車時間に気をつける。
選べるのなら、新幹線が混雑する時間帯に子連れで乗るのは、避けるのは鉄則です。
ちなみに、新幹線が混雑する時間は、
土休日:始発後数本、9時頃から午後早い時間帯、午後遅い時間帯~夕方以降
また、
・大型連休(年末年始、GW、お盆、その他連休)後半の上り
・金曜日夕方以降の下り
・土曜日午前中の下り
・日曜日夕方以降の上り
・月曜日朝の上り
※上り=東京方面、下り=博多方面
繁忙期は席は満席、さらにデッキや通路まで人が溢れることもあるので、子連れの場合は出来るだけ避けた方が無難。
さらに、小さいお子さんでお昼寝をまだするのなら、お昼寝の時間帯の新幹線にするのもおすすめです。
乗車前にたくさん遊ばせておいて、乗車後にお昼ご飯を食べると、疲れと満腹感で寝ることが多いです。
うまくいけば移動中ずっと寝てくれます。
昼寝しない場合でも、ご飯で時間を潰せるのでランチタイムでの乗車もおすすめです。
新幹線子連れ旅行 :座席は通路側をとる
新幹線の座席、子連れの場合は出入口付近の通路側の席を取りましょう。
2席とる場合は、2席並びの2席、1席の場合は3列並びの通路側を1席がおすすめです。
子供は同じ場所にずっと座ってくれません。
トイレやらぐずった時にデッキに出たりするので、窓側だと通路側の人の迷惑になるため、子連れでの新幹線は通路側がおすすめです。
新幹線子連れ旅行 :荷物は小分けに
子連れは荷物が多くなりますが、新幹線に乗る時は、すぐ使う物とそうでない物を小分けにして、使う物を厳選して手元に置いておきましょう。
例えば、
・おむつ1〜2枚、おしりふき、飲み物、おやつ、子供のおもちゃ、貴重品類は手元に。
・予備のおむつ、着替え、その他の荷物などは棚に。
といった感じで分けて置いておくと、さっと出せて荷物も少ないので身軽に動けます。
3歳くらいのお子さんの場合は、リュックにおもちゃやおやつを入れ自分で荷物を持たせるのもおすすめです。
必要な荷物の判断は、普段の生活パターンからシュミレーションすると思いつきやすいでしょう。
新幹線子連れ旅行 :ベビーカーの場所
新幹線に子連れで乗り、さらにベビーカーを持って行く場合は、置き場所は、足元か各車両の一番後ろが良いです。
たたんで小さくなるバギーなら、2席以上席を取る場合は、足元に置いても他の人の迷惑にはならないため、たたんで足元に置くと良いでしょう。
(さらに一番前の席はスペースが広いのでおすすめ)
ママ1人で子連れで乗る場合など、1席しか取らない場合などは、最後列のシートと壁のあいだにはスーツケースが置けるくらいのスペースがあるので、そこに置くようにしましょう。
また、東北新幹線など一部の車両にはデッキに荷物置場もあります。
(ただし、荷物の管理は自己責任ですが)
新幹線子連れ旅行 :おもちゃを用意する
新幹線に乗る時は、子供のお気に入りのおもちゃと、新しいおもちゃを用意しておきましょう。
新しいおもちゃは、真新しさでいつもより長い時間遊んでくれることが多いです。
新幹線子連れ旅行 :おやつで時間稼ぎする
新幹線に子連れで乗る時の最終手段かつ、一番効果のある方法です。
「おやつ食べ放題で心配」という気持ちになりますが、移動の間の数時間は、1年に換算すると一瞬。
「それくらいで虫歯になったり、病気になったりしない」と大きく構えると良いですよ。
旅行中は、普段とリズムか違うため、空腹や睡眠のタイミングはずれるものです。
普段通りのリズムも大切ですが、臨機応変に対応するのも大事です。
ただし、おもちゃ等に飽きた時の、最終手段として出すのがおすすめです。
新幹線子連れ旅行 :周りへ配慮する姿勢を見せる
新幹線に子連れで乗った時、どんなに対策を立てても、ぐずる時はぐずります(汗)。
赤ちゃんがぐずる、子供が大人しくしない、のはしょうがないことですが、ママは心の中ではしょうがないと思っていても、
「うるさくして、すみません」と謝罪し、泣き止ませるように努力する態度はしっかりと示しましょう。
子供がぐずってしまうのはしょうがないですが、大事なのは親の周りへの配慮。
この一言があるのとないのとでは、あなたへの印象、子供がぐずった際の許容範囲がだいぶ違います。
また、2歳前後であれば、事前に子供に電車の中では騒がないように言い聞かせをしておきましょう。
まだ小さいと侮るなかれ、子供はとても賢いです。公共のマナーを教える良い機会と思って、これを機に教えてあげましょう。
急にいつもと違うことをするのは難しいですが、普段から公共マナーを教えておくと、どんな場所へも連れて行けるようになりますよ。
個人的には新幹線の移動は、1〜2歳ごろが一番気を使いました。
わがままの盛りなので、一番楽な方法は、乗車中に昼寝させること、です。
新幹線に乗るタイミングに昼寝の時間がかぶるように調節するのが、ママも子供も一番楽な方法です。
いつもと違う環境でなかなか思った通りにはいかないことも多いですが、まずはいかに移動中に寝かせるか」を考えて予定を立てることをおすすめです。
新幹線子連れ専用車両とは
新幹線で子連れにおすすめと言われるのが、「子連れ専用車両」や「個室」の利用です。
子連れ専用であれば、お互い様ですし、個室であれば、仕切られた空間なので安心と思うかもしれません。
ですが、私個人的には、子連れで新幹線に乗る場合の万能対応策とは思いません。
理由は、、、
・子連れ専用車両や、個室は、新幹線や時間帯などが非常に限られていること。
・各駅なので、移動時間が非常にかかること。
・個室といっても、前後の区切りがあるだけで、通路側はオープン(イメージは半個室)であること。
子連れ専用車両は「騒ぐ可能性が高い」子供が多い分、賑やか過ぎるというか、逆に嫌な思いをする可能性も高くなります。
ある程度マナーを守れそうな場合は、わざわざ乗る必要はないと思います。
それに、新幹線の移動は短い方が楽ですし、専用車両に乗って逆に乗車時間が長くなるのは、本末転倒ですしね。
また、多目的室の利用ですが、授乳やオムツ変え、さらにぐずって周りに迷惑がかかる等の理由でも利用は可能です。
ただし、出入り自由ではないので、使いたいときは乗務員に声をかけないといけません。
さらに割と混んでいることが多いので、最終手段と考えた方が良いでしょう。
新幹線内で子供におすすめのおもちゃ
新幹線に乗車中、子供の暇つぶしとなるおもちゃのおすすめをご紹介します。
・シールブック
・付録付幼児用月刊誌
・ぬり絵
・お絵かき帳
・折り紙
・音の出ない玩具
我が家はシールブック、折り紙と塗り絵が鉄板。
1〜2歳の頃はシールブックが便利ですね。100均一でも売っています。
また、折り紙は折るのもよし、折ったものでおままごともできるし、お絵かき帳のように描いて遊ぶもよし、さらに降りる時は捨ててしまえるので荷物にもなりません。
2〜3歳ごろになると、知育ドリルなどで線描きや迷路など種類も豊富なので、お子さんの好きなものを選ぶのもおすすめです。
他には、紐通し、パズルなどの知育玩具も良いですよ。
幼稚園等でもよく使われているロンディ。
我が子がハマったのがデュシマ社のリモーザ。
2歳くらいでもかなり集中して遊びます。
同じくデュシマ社の紐通し。
程よい大きさで、荷物にもならないし、テーブルが使える場所なら遊べるので、新幹線や飛行機の移動にはかなり便利なおもちゃです。
対象はだいたい2歳前後。
気に入ってくれると、かなり長い間遊んでくれるので、おすすめですよ。
新幹線子連れ旅行のコツ 子連れ専用車両やおもちゃ まとめ
新幹線に子連れ乗車のコツ、参考になりましたか??
私は、子供が小さいうちはTVなどは見せない主義ですので、動画やアプリなどで遊ばせたりしません。ですが、
携帯などなくても、2〜3時間程度の移動なら、昔ながらのおもちゃで十分遊んでくれましたよ。
子連れは確かに大変ですが、気をもみすぎて疲れると、そのストレスを感じ取って子供も敏感になります。
「騒いだらその時はその時」と大きく構えて、ママも旅行を楽しむ気持ちを持ってくださいね。
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