牡蠣にあたるとしたら、食べてから症状が出るまで、どれくらいの潜伏期間があるのでしょうか??
お腹が痛い・・・。。。
「もしかして牡蠣にあたってしまったかも?!」と心配になっている方、この記事を参考にしてみてくださいね。
牡蠣の美味しい季節になりました。
しかし、残念ながら食中毒というリスクもあるのが牡蠣です(汗)。
牡蠣を食べてから、ちょっとお腹痛いという時に役立つ、牡蠣にあたる理由や、あたってしまった時の対処法などをまとめました。
ちょっと気になるなぁという方、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 牡蠣にあたる時の潜伏期間(ノロウィルス・細菌・アレルギー別)
- 加熱済みの牡蠣でもあたるケースとその理由
- 牡蠣の食中毒を防ぐための具体的なポイント
- あたってしまった後の対処法と回復までの過ごし方
- 牡蠣にあたりやすい人の特徴
- よくある質問(FAQ)5選
牡蠣にあたる時 潜伏期間はどれくらい??
牡蠣にあたるとしたら、食べてからどれくらいの潜伏期間があるのかご存知ですか??
今が旬の牡蠣。
美味しく食べて幸せを感じた数時間後に、激しい胃痛と嘔吐・・・・。
「牡蠣にあたったかも?!」
と当たりたくないくじに当たってしまうこともあります(汗)。
牡蠣の食中毒といえば、ノロウィルスによるものですが、潜伏期間は12〜24時間になります。
だいたいこの時間に症状(嘔吐、下痢)が出れば、牡蠣(ノロウィルス)による食中毒を疑いましょう。
ちなみに、ノロウィルス以外にも牡蠣であたる原因はいくつかあって、それぞれ潜伏期間が違います。
ここ、意外と知らない方が多いので、まとめておきますね。
◆ ノロウィルス:12〜24時間(最も多いケース)
◆ 腸炎ビブリオ(細菌性):6〜12時間程度
◆ 貝毒:食後30分〜4時間程度
◆ アレルギー反応:食後すぐ〜数時間
この潜伏期間よりも短い、例えば食べてすぐの場合は、別の菌による食あたりだったり、アレルギー反応の可能性もあります。
また、アレルギーの場合は、肌に湿疹が出たりもあります。
さらに、食して毎回症状が出る場合は、アレルギー反応の可能性があるかもしれません。
湿疹や、食べてすぐの場合は、一度アレルギー検査をしてみた方が良いかもしれません。
実は私の友人に、ずっと「自分は牡蠣にあたりやすい体質」だと思っていた子がいるんですが、病院でアレルギー検査をしたら、牡蠣アレルギーだったということがありました。
本人は「え、あたってたんじゃなくてアレルギーだったの?!」ってびっくりしてましたね(笑)。
でもこれ、笑い事じゃなくて、アレルギーだと知らずに食べ続けるのは本当に危険なので、心当たりのある方は早めに検査してくださいね。
牡蠣にあたるケース 加熱済みは安全か?
牡蠣にあたるケースは、生食ばかりとは限りません、加熱済みのものでも、あたる場合があります。
生牡蠣に限らず、加熱済みでも加熱時間が短い状態のものを食した場合は、牡蠣にあたることもあるので、注意しましょう。
「え、火を通したのにあたるの?!」って思いますよね。
私も最初に聞いた時はびっくりしました。でも、これにはちゃんとした理由があるんです。
ノロウィルスって、実はかなりしぶといウィルスなんですよ。
アルコール消毒では死なないし、ちょっと加熱したくらいじゃ生き残ることもある。
だから「火を通した=安全」とは言い切れないのが、牡蠣の怖いところなんです。
牡蠣による食中毒防止のために、気をつけるポイントをまとめました。
・中心温度85℃で1分以上加熱して食べること。(100度で十分に加熱するのが一番安心)
・安易に生食をすすめている牡蠣を買って食べないこと。
・団体向けなどのコース料理の場合、生カキを控えること。
・調理器具(まな板・包丁)は牡蠣を扱った後しっかり消毒すること。
・牡蠣を触った手で他の食材に触れないこと。
加熱していても、牡蠣が十分じゃない場合は、生牡蠣を食するのと同じことになり、よりあたりやすくなります(絶対あたるわけではありませんが)。
「牡蠣フライを食べた時に中が冷たいと感じたら、その後にあたった」なんて経験談も結構あります。
これ、実は牡蠣フライが一番危ないと言われることもあるんですよ。
なぜかというと、衣がサクッと揚がっていると「しっかり火が通った」と思いがちなんですが、実は中心部まで十分に加熱されていないことがあるから。
特に大きめの牡蠣フライは要注意です。外はカリカリでも中はレアなんてことも・・・(怖い)。
また、牡蠣による食中毒を予防するためには、生食は避けたほうが無難。
生食用の牡蠣は鮮度ではなく、産地とその後の加工の有無(牡蠣専用の浄化槽にて18時間~24時間浄化)により決まります。
生食する場合は、産地もしっかりとチェックするようにしましょう。
ここでちょっと豆知識なんですが、「生食用」と「加熱用」の違いって、鮮度の違いだと思っている方、結構多いんです。
でも実は違うんですよ。
生食用は、指定海域で採れたもの、もしくは浄化処理されたもの。
加熱用は、それ以外の海域で採れたもの。
つまり、加熱用の方が鮮度が悪いわけではなくて、むしろ栄養たっぷりの海域で育っているから味が濃くて美味しいなんてことも。
ただし、加熱用を生で食べるのは絶対にNGですからね!!
しかし、上記をクリアした加熱済みの牡蠣を食べても、あたることもあります。
それは、牡蠣が「あたる牡蠣」だったということが理由。
この「あたる牡蠣」はどういうものか??
赤目フグというフグは産卵時に牡蠣に産み付けます。すると牡蠣は異物が不快なのか、白いミルク状のものを吐き出します。しかし、完全には吐き切れず、これを食べると人間は食中毒になります。
この当たる牡蠣は、通常出荷時に気がつきますが、まれに紛れ込んでしまうことがあり、これがしっかり加熱した牡蠣を食べたのにあたってしまう理由に。
また、この赤目フグの産卵期は、場所と水温で変わってきます。
概ね3月~8月とされていますが、ある地区では「J」の付く季節の牡蠣は良くあたると言われているそうです。例えば 6月, June, Jun. 7月, July, Julなど。
もし、夏場に殻付きの牡蠣を購入される際は
・白い液体に注意しましょう。
・身だけのものを購入する際は粘りの強い液体が付着してないか確認する
上記に気をつけると良いでしょう。
冬場の旬の牡蠣は通常、しっかりと加熱していれば食中毒の心配は少ないです。
牡蠣にあたりやすい人の特徴とは?
同じものを食べたのに、自分だけあたった・・・なんて経験ありませんか??
実は、牡蠣にあたりやすい人にはいくつかの特徴があるんです。
「なんで私だけ?!」って思ったことのある方、ちょっと読んでみてくださいね。
① 免疫力が低下している人
疲れが溜まっている時、睡眠不足の時、風邪気味の時などは要注意。体の抵抗力が落ちていると、普段は大丈夫なウィルス量でもあたってしまうことがあります。
② 胃腸が弱い人
もともとお腹が弱い方は、牡蠣に限らず食中毒にかかりやすい傾向があります。
③ たくさん食べた人
当たり前といえば当たり前なんですが、食べる量が多ければ多いほど、ウィルスを体内に取り込む量も増えます。食べ放題で調子に乗ると危険です(笑)。
④ 空腹時に食べた人
胃が空っぽの状態で牡蠣を食べると、胃酸の分泌バランスが崩れて、ウィルスが腸まで到達しやすくなるとも言われています。
⑤ お酒と一緒に食べた人
「お酒で消毒されるから大丈夫」なんて都市伝説がありますが、全くのウソです(笑)。むしろアルコールで胃腸の粘膜が弱くなるので、逆効果になることも。
私の周りでも、忘年会シーズンに牡蠣鍋を食べて、疲れが溜まっていた人だけがあたった・・・なんてことがありました。
体調が万全じゃない時は、無理して生牡蠣を食べないのが一番の予防かもしれませんね。
牡蠣にあたった後の対処法
牡蠣にあたった時、つまりノロウィルスになった時は、水分補給をしっかりとして脱水を起こさないように注意しましょう。
特効薬はないので、症状が収まるまで、出すものは出すしかありません(残念ですが、がんばってください・・・・)。
水も飲めない、飲み物を口にしたら吐いてしまうなど、症状がひどい場合は病院へ行きましょう。脱水を抑えるための点滴を打ってもらえます。
ここで大事なことをひとつ。
下痢止めは飲まないでください!!
「お腹が辛いから下痢止めを・・・」と思う気持ちはすごくわかります。でも、下痢や嘔吐は体がウィルスを外に出そうとしている防御反応なんです。
無理に止めてしまうと、ウィルスが体内に留まって、かえって回復が遅れてしまうことがあります。
辛いですが、体の自然な反応に任せるのが一番の近道です。
私も過去、ノロウィルスに感染したことがありますが、、、、
あれは本当に辛いですよね。。。(まともに歩けなかったのを覚えています。)
トイレから出られなくて、布団をトイレの前に敷いて寝たのは今でも忘れられません(笑)。
笑い事じゃないんですけど、あの時は本当に「もう二度と牡蠣食べない」って誓いましたね。
・・・結局また食べてるんですけど(笑)。
水分はミネラルウォーターよりも、スポーツドリンクなどの吸水性の高い飲み物の方が嘔吐もせずに水分補給ができます。
ちなみに、スポーツドリンクは常温で少しずつ飲むのがポイント。冷たいものを一気に飲むと、胃腸を刺激してまた吐いてしまうことがあるので気をつけてくださいね。
また、我が家は、食あたり胃腸炎になった時は、この梅醤番茶を飲むようにしています。
梅には殺菌作用もありますし、塩分ミネラル補給にも優れています。
お湯に溶かしゆっくり飲むと、体も温まり、症状も緩和してくるのでおすすめです。
また、二次感染を防ぐために、吐瀉物などには触れないように、気をつけてください。
ノロウィルスは感染力がめちゃくちゃ強いので、家族がいる方は特に注意が必要です。
吐瀉物の処理には必ず使い捨ての手袋とマスクを使って、塩素系漂白剤で消毒してくださいね。
アルコール消毒ではノロウィルスは死なないので、ここ要注意です!
ノロ対策や対処には、こちらも参考に見てくださいね。
ノロウィルス嘔吐後の洗濯方法 色落ちを防ぐには?いつまで別にする?
ノロを予防する食品 消毒液の作り方 赤ちゃんがいる場合の対策
症状は辛いですが、だいたい3日ほどで落ち着いてきます。
回復後も、いきなり通常食を取るのではなく、油物などをさけ、消化の良いおかゆ、煮込みうどんなどを口にするようにしましょう。
牡蠣にあたった後の回復期間と過ごし方
「症状が落ち着いてきたけど、いつから普通の生活に戻れるの??」
これ、気になりますよね。
牡蠣にあたった後の回復までの流れを、時系列でまとめてみました。
【発症〜1日目】
嘔吐・下痢のピーク。とにかく水分補給に集中。食事は無理しなくてOK。
【2日目】
嘔吐が落ち着いてくる。下痢はまだ続くことも。おかゆやすりおろしりんごなど、消化の良いものを少しずつ。
【3日目】
だいぶ楽になってくる。煮込みうどん、豆腐、バナナなど、胃に優しいものを。
【4〜5日目】
ほぼ回復。ただし油物や刺激物はまだ控えめに。
【1週間後】
通常の食事に戻してOK。ただし、ウィルスは症状が治まった後も1〜2週間は便から排出されるので、手洗いは徹底しましょう。
回復期に焦って普通の食事に戻すと、ぶり返すことがあるので要注意です。
私も回復したと思って焼肉を食べたら、またお腹を壊した苦い経験があります(学習能力ゼロ・・・笑)。
あと、仕事や学校への復帰のタイミングも気になるところですよね。
基本的には症状が治まってから24時間以上経過していれば大丈夫とされていますが、ノロウィルスは感染力が強いので、できれば症状が完全に治まってから復帰するのがベストです。
職場や学校に迷惑をかけないためにも、無理は禁物ですよ。
牡蠣にあたることに関するよくある質問(FAQ)
牡蠣にあたることについて、よく聞かれる質問をまとめました。
気になるものがあったらチェックしてみてくださいね。
Q1. 牡蠣にあたったら病院に行くべき?
A. 軽い症状(軽い下痢や吐き気程度)であれば、自宅で水分補給をしながら安静にしていれば回復することがほとんどです。
ただし、水分が全く取れない、高熱が続く、血便が出る、症状が3日以上改善しない場合は、迷わず病院に行ってください。
特に小さなお子さんや高齢者の方は脱水になりやすいので、早めの受診をおすすめします。
Q2. 一度あたったら、もう牡蠣は食べない方がいい?
A. ノロウィルスによる食中毒の場合は、牡蠣自体が悪いわけではなく、たまたまウィルスに汚染された牡蠣を食べてしまっただけなので、次回は大丈夫なことも多いです。
ただし、毎回あたる場合は牡蠣アレルギーの可能性があるので、アレルギー検査を受けてみてくださいね。
Q3. 牡蠣にあたるのは体質?
A. 「あたりやすい体質」というのは医学的には証明されていませんが、免疫力が低い人や胃腸が弱い人は、同じウィルス量でも発症しやすい傾向はあります。
体調が万全でない時は、生牡蠣は控えた方が無難ですね。
Q4. 牡蠣にあたった時、市販薬は飲んでいい?
A. 下痢止めはNGです(先ほども書きましたが、大事なことなので2回言います!笑)。
整腸剤(ビオフェルミンなど)は飲んでも大丈夫です。吐き気がひどい場合は、吐き気止めの市販薬もありますが、できれば病院で処方してもらった方が安心です。
Q5. 同じ牡蠣を食べたのに、あたる人とあたらない人がいるのはなぜ?
A. これ、本当によく聞かれます(笑)。
理由はいくつかあって、①食べた牡蠣の個体差(ウィルス量が違う)、②その人の免疫力の差、③食べた量の差、④過去にノロウィルスに感染して抗体を持っているかどうかなどが関係しています。
同じ皿の牡蠣でも、1個1個ウィルスの量が違うので、運の要素もあるんですよね・・・。
Q6. 牡蠣にあたった後、いつから牡蠣を食べてもいい?
A. 医学的には、症状が完全に回復してからであれば食べても問題ありません。
ただ、精神的なトラウマもあると思うので(笑)、無理して食べる必要はないですよ。
食べる場合は、しっかり加熱したものから再チャレンジするのがおすすめです。
牡蠣にあたる時の潜伏期間、加熱済みは安全?あたった後の対処法まとめ
牡蠣にあたる時の潜伏期間、あたった時の対処法など、参考になりましたか??
最後にポイントをおさらいしておきますね。
- ノロウィルスの潜伏期間は12〜24時間
- 食べてすぐ症状が出る場合はアレルギーや別の菌の可能性
- 加熱済みでも中心温度85℃で1分以上加熱しないとあたることがある
- あたった時は水分補給を最優先、下痢止めはNG
- 症状はだいたい3日ほどで落ち着く
- 回復後は消化の良い食事から徐々に戻す
牡蠣は食中毒のリスクはありますが、栄養価も高く美味しい食材です。
旬の牡蠣ならなおさら。
「海のミルク」と呼ばれるだけあって、亜鉛・鉄分・ビタミンB12など、体に嬉しい栄養素がたっぷり詰まっています。
調理には気をつけていれば、問題なく食べられますよ。
ぜひ、旬の牡蠣、美味しく安全に食べてくださいね。
もし今まさにお腹が痛くてこの記事を読んでいる方がいたら・・・お大事にしてください!!
水分補給をしっかりして、無理せず休んでくださいね。きっと数日で良くなりますから。
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