春の旬のたけのこ、美味しいですが、あく抜きしないと食べられないですよね。
面倒なたけのこのあく抜きを簡単に手、軽にする方法をまとめました。
米ぬか以外、皮つき、皮なしでした場合の味の違いなどもチェックしてくださいね。
たけのこのあく抜き簡単なのは?
たけのこのあく抜きって面倒なので、できれば簡単にやりたいですよね。
一般的なあく抜きの方法といえば、「米ぬかで茹でる」ですが、
米ぬかで茹でると、茹でた後のお鍋を洗うのが大変なんですよね・・・。
なので、米ぬかでたけのこのあく抜きをする場合は、
お茶のパックに米ぬか入れて茹でるのが、掃除も楽で簡単でおすすめ。
また、たけのこは掘ってから時間が経てば、経つほどあくが強くなります。
ですので、買ってきたらすぐにあく抜きをするようにしましょう。
たけのこのあく抜き 米ぬか以外
たけのこのあく抜きに、米ぬかを入れる理由は、
たけのこのあくが酸性のため、アルカリ性の米ぬかを入れることにより、中和されるためです。
ですので、たけのこのあく抜きを米ぬか以外でするなら、
生米、コメのとぎ汁、重曹、ペーキングパウダーでも可能。
米ぬかと同じ働きになります。
・米のとぎ汁なら、たけのこがひたひたになる位の量
・生米なら、大さじ2位(たけのこ1本)
・重曹なら、1lに対し小さじ1(たけのこ1本)
位の量を入れて、下ゆでします。
たけのこのあく抜きの方法
①たけのこを鍋にいれ、水または米のとぎ汁をひたひたになるまで入れる
②水の場合は生米、重曹を入れる
③水から30分〜1時間(大きさによってかわる)、たけのこに竹串がすっと通る位まで茹でる
④そのまま半日〜1日冷まし、水を入れ替えて保存する
ポイントは、水から茹でることと、茹で汁のまま鍋が冷えるまで待つことです。
圧力鍋の場合、加圧20分でOKです。
また、アルカリ成分と一緒に煮なくても、あく抜きする方法もあります。
たけのこのあく抜き : 酢で煮る
たけのこの皮を剥き、縦半分に割ったら、鍋に水を入れ、そこに酢を入れ(50〜100cc)煮る。
たけのこに酢水をつけておくと、白くなりますが、酢で煮てもあく抜きもできるそうです。
たけのこのあく抜き : 大根おろし汁につける
たけのこの皮を剥き、適当な大きさに切ったら、大根おろしの絞り汁に水と塩を足した水に1時間程つける。
(絞り汁と水の割合は1:1、塩は1%)
その後、水洗いして軽く煮るだけであく抜き完了です。
たけのこのえぐみが気になる場合は、一晩つけても良いです。
たけのこを掘ってから時間が経っていて、えぐみが気になる場合は、
あく抜きを数回繰り返すか、あく抜きの方法を組み合わせる(大根おろしの汁につけてから、米のとぎ汁で煮る)と良いでしょう。
たけのこのあく抜き 皮はどうする?
たけのこのあく抜きをする場合、皮はつけたままか、皮はむくのか、迷いますよね。
たけのこの皮を残して、皮のまま煮るメリットは、たけのこの風味が増すこと。
ですが、大きな鍋が必要になるので、鍋がない場合は、皮を剥いてあく抜きをしても問題ありません。
たけのこの皮の剥き方は、
①たけのこの穂先1/4位のところを斜めに切り落とす。
②斜めに切ったところから、根元まで切り込みを入れる。
③切り込みに両手の親指を入れ、一気に剥く。
④たけのこの底の方が汚れていたら、1cm程切り、赤い根の後は薄く取る。
さらに鍋の大きさに合わせて切る場合は、縦半分があくが抜けやすくなるのでおすすめです。
たけのこのあく抜き簡単なのは?米ぬか以外、皮の処理まとめ
たけのこのあく抜きの方法、意外と簡単でしょ?
最近は大きな鍋がないご家庭も多いので、たけのこのあく抜きも皮を剥いてからさせる人が多いようです。
味にはそこまで遜色ないので、市販の水煮とは、全く違う新鮮な旬のたけのこ、ぜひ味わってくださいね。
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