梅酒の作り方、定番のホワイトリカー以外、たとえば焼酎や日本酒などで作れないかなあぁと思っている方におすすめ!
梅酒作りの季節になりましたね。
梅酒の作り方を調べると、材料はホワイトリカーとなっているものがほとんど。
でも、他のお酒ではダメなの?と疑問に思う方は結構多いです。
そんな疑問を解決!ホワイトリカー以外での梅酒作り、注意すべきことなどをまとめました。
梅酒の作り方ホワイトリカー以外で作る場合
梅酒の作り方、お酒はホワイトリカー以外で作るのはできないのでしょうか??
梅酒を作ろうと思って作り方を調べてみると、ほとんどがホワイトリカーベースですよね。
でも、売っている梅酒の中には、焼酎やウィスキーベースなどのものもあります。
自宅で梅酒を作る場合でも、同じようにホワイトリカー以外のお酒でできないのでしょうか。
ホワイトリカーはアルコール度数35度の蒸留酒。
果実酒を作ることを目的としたお酒のため、無味無臭で、果実の風味を生かすことができるのがメリットです。
梅酒作りの際は、このアルコール度数35度というのが重要で、これ以下になると、梅のエキスを抽出しにくく、熟成の進みも悪くなります。
また、アルコールは保存性を高める目的があるため、度数が25度以下になると、長期保存には向かず、腐敗やカビの原因となることがあるのも注意が必要。
さらに、アルコール20度以下で作ることは法律で禁じられているため、家で飲む梅酒作りと言っても、アルコール度数を選ぶのは大変重要になってきます。
・25度以下の場合は、カビに注意し、長期保存せず、熟したら早めに飲みきる
・長期保存する場合は35度以上の酒で作る
梅酒をホワイトリカー以外で作るのはできますが、他のお酒を選ぶ場合は、アルコール度数に気をつけるのがポイントです。
梅酒の作り方おすすめの焼酎は?
梅酒の作り方でおすすめの焼酎はどういったものでしょうか?
梅酒をホワイトリカー以外で作る場合、まず思い浮かべるのが焼酎。
ホワイトリカーは無味無臭なので、梅の風味を生かすことができますが、梅酒作りに焼酎を使うと、焼酎の風味に梅の風味が加わりまた違った味わいとコクが生まれます。
ただし、どんな焼酎でも良いというわけではなく、やはり相性というものはあります。
梅酒作りに使う焼酎、どういったものを選ぶと良いでしょうか?
梅酒作りに合う焼酎の選び方
・くせのない焼酎を選ぶ(麦、米がおすすめ)
・アルコール度数35度以上が理想(25度以上でも可能)
梅の風味を生かすために、くせのない焼酎を選ぶのが何より一番です。
梅酒作りに一番おすすめなのは麦焼酎。
初めてなら、麦や米がおすすめです。
香りが強い芋焼酎の場合は、出来るだけくせのないもの、黒麹などを使ったものを選ぶと良いでしょう。
また、先述した通り、梅のエキス抽出と保存を考慮すると、アルコール度数は最低でも25度以上、できれば35度以上がおすすめです。
梅酒作り用の焼酎もたくさん販売されているので、まずはこちらから作るのも良いですね。
作る際の注意として、「砂糖少なめの場合(梅1kgに対して500g位の場合)は長めに漬ける」という点にも気をつけましょう。
梅酒の作り方日本酒で出来る?
梅酒の作り方、最後は日本酒で作ったらどうなるのか、です。
ホワイトリカー以外、焼酎以外、そう日本酒で梅酒作りはできないのかな??という疑問も湧いてきますが、どうなのでしょうか。
日本の法律では、アルコール度数20度以下の種類での酒作りは禁止されています。
日本酒のアルコール度数は一般的に15度前後。
ですので、通常日本酒で梅酒で作ることはできません。
ただし、アルコール度数20%を超える梅酒用日本酒もありますので、漬ける場合はこちらを利用すると良いでしょう。
また、作る際は日本酒に糖分が含まれているため、砂糖は控えめ、梅1kgに対し500gにするのがおすすめです。
梅酒の作り方ホワイトリカー以外まとめ
梅酒の作り方、ホワイトリカー以外の焼酎等で作る場合、いかがでしたか??
ポイントはアルコール度数です。
梅の風味がよく出たホワイトリカーとはまた違った味わいになり、焼酎、梅酒用日本酒の梅酒もおすすめですよ。
いくつか作って、好みを見つけるのも楽しいです。
ぜひ、今年は梅酒作りにチャレンジしてみてくださいね。
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