加湿器はどこに置く?意外と多いダメな置き場所を避けて効果的に使う

加湿器どこに置く 加湿器の使い方

加湿器が活躍する時期。
風邪やインフルエンザ対策にも良いと言われている加湿器ですが、使い方や置き場所を間違えると、あらあら困ったことに。。。
加湿器の置き場所を間違ったために、

  • 窓の結露がすごくてカーテンがカビだらに・・・(涙)
  • 壁にカビ発生
  • パソコンが壊れてしまった
  • 大事な手帳のメモが滲んで読めなくなった
  • つけてるのに、いまいち乾燥が解消されない

などなど。。。

意外と多い加湿器の置き場所による失敗談ってあるんですよね。
そうならないために!
より効果的に加湿器を使うために、加湿器の良い置き場所、悪い置き場所をチェックして、ご自宅のベストな設置場所を見つけましょう。

【PICK UP】
▼加湿器より効果的に使うために知っておきたい情報▼
加湿器の効果的な使い方 適正な湿度を保って快適生活を

スポンサードリンク

加湿器を置き場所 ベストな場所の選び方3つ

加湿器は部屋の湿度をあげるのが目的の家電。
部屋全体を効率よく均一に加湿するには、以下のポイントで選ぶと良いでしょう。

  1. 部屋の真ん中あたり
  2. 高さ50cm前後の台の上
  3. エアコンの風が直接当たらない場所(できれば真下)

思い当たる場所はありました??
ちなみに、我が家にはありません(笑)。

ハードルが高いのが、部屋の真ん中かもしれませんね。
部屋の真ん中?!
邪魔だし、そもそもコンセントないし、ってなりますよね(汗)。しかし、加湿器の効果を考えたらちゃんと理由はあります。

部屋の真ん中

加湿器を部屋の真ん中に置くのがベストな理由は、

  • 部屋の真ん中は空気が滞留しにくい(空気が流れている)
  • 部屋全体を加湿できる

の2つ。
つまり部屋の真ん中は、加湿器が効率よく部屋全体を加湿できる場所なのです。

とはいえ、前述した通り、部屋の真ん中に置くのは難しいという方も多いですよね。(というか、ほぼいないのでは・汗??)

加湿器の置き場所は、真ん中と限定的ではなく、真ん中付近と考えればOKです。
できるだけ部屋の真ん中寄りに、、、と意識して場所を探してみてください。

70〜100cmの高さ

加湿器の吹き出し口が床から高さ70cm〜100cm(腰の高さ位)になるような場所に置くのがおすすめです。
50cm前後の台の上に置くのが良いですね。

床に直接置くのは絶対ダメとは言いませんが、注意しないとダメなケースが2つあります。

【注意】床暖房をつけている

床暖房をつけている場合、床に直接置くと、床が温かいため、結露が起こりやすくなります。
結露して床が濡れ、最悪は床がカビる可能性があるので、注意しましょう。

【注意】超音波加湿器を使っている

加湿器が超音波式の場合も床に直接置くのは避けましょう。
超音波式の加湿器は、超音波で水を振動させて拡散しています。(霧吹きでシュッシュッするのおwイメージしてもらうと良いでしょう)
吹き出し口が床から近いと、拡散された水分が空気中で気化せず、そのまま床に落ちて水がたまり、床が濡れてしまいます。

 

どちらかに当てはまる場合は、加湿器を床に直接置くのはやめた方が良いです。
また、高すぎると危ないですし、水蒸気が天井につき、天井の結露を引き起こす可能性も。吹き出し口は120cm位までの高さになるように調整しましょう。

エアコンの真下

エアコンの真下(エアコン風が直接当たらない場所)におけば、エアコンの風が蒸気を部屋中に拡散させるので、効率的に部屋を加湿することができます。
ただし、これはエアコンを使っている場合にのみ当てはまる場所。
エアコンを利用しない場合は、エアコンに水蒸気があたり、エアコン内部がカビやすくなったり、最悪エアコンの故障に繋がります。

「エアコンの真下は、エアコンを使用している場合にはベストな場所」
条件付きということに気をつけてくださいね。

意外と多いNGな置き場所9選

加湿器の置き場所に良い場所って意外と難しいかもしれませんね(汗)。
ひとまずどこに置くか迷ったら、「加湿器をここに置くのはやめておいた方が良い」という場所を避けて場所探しする方が簡単です。

意外と置いてしまっている人が多いけれど、実は置かない方が良い加湿器のNG設置場所をご紹介します。

加湿器どこに置く 窓の結露

窓の近く

加湿器を窓の近くに置くのはやめた方が良いです。
窓が結露して、サッシが水だらけでびしゃびしゃになります(経験談・汗)。
私は、何も考えず、ベランダ付近においてたら、カーテンや木枠にカビが生えてしまいました(涙)。

ですので、窓、ベランダのドア付近は結露し、カビ発生の原因になるので、極力避けた方が良い場所です。

カーテンの近く

先述しましたが、カーテンは湿気でカビる可能性があるので、加湿器を近くに置くのはやめましょう。

ドア付近

ドア付近に加湿器を置くと、ドアの開け閉めの度に湿度が外に出て行ってしまいます。
加湿効率が下がるので、避けた方が良いです。

換気扇の近く

理由はドア付近と同じ。
加湿した空気が外へ出てしまい、加湿効果が下がります。換気扇の近くに加湿器を置くのはやめましょう。

木製家具の近く

木製家具付近に置くと、カビの発生の心配があるため、避けた方良いです。

電化製品の近く

電化製品で一番水分に弱いのがパソコン。
蒸気が当たってパソコンが壊れてしまう、、、なんてこともあるので、電化製品、特に精密機械の近くに置くのはやめましょう。

エアコンの風が直接当たる場所

意外と置いている人が多いのが、エアコンの対面にある壁側。
ここは、エアコンの風が加湿器の蒸気を後ろの壁に当ててしまうので、加湿した蒸気が部屋に行き渡らずに後ろの壁ばかり加湿する、、、なんてことに。
壁がカビたり、加湿器を使っているのに加湿されないという状態になります。
どうしてもその場所しかない場合は、エアコンの風量を弱めたり、加湿器の風量を強めるなど調整をしましょう。

スポンサードリンク

壁、部屋の隅

壁がカビたりする可能性があり、また部屋全体を効率よく加湿するには不向きな場所です。

床に直接

加湿器からでる湿った空気は重いので、下へ下へをたまります。
加湿器を床に直接おいていると、加湿器から出る湿った空気の中、湿度を感知するため、湿度センサーが誤作動する場合があります。
つまり、部屋全体は加湿されていないのに、加湿器の周りは加湿されているので、加湿十分と判断して加湿がストップされる、というケースが発生しやすくなります。

また、床暖房を使っていたり、超音波式加湿器の場合は、床が結露する可能性が高くなります。
加湿器は、床に直接ではなく、床より50cm前後の高さの台に置くのが良いでしょう。

 

こうして見ると、意外と置いてはダメな場所って多いですよね(汗)。
ちなみに、我が家の加湿器の取り扱い説明書を確認したところ、「付近、側」というのは、加湿器の横30cm、高さ1m以内というのが目安になるようです。
湿気から避けたいパソコン、テレビなどの電化製品、壁、木製家具からは30cm位離し、結露しやすい窓や湿度が逃げやすいドアからは1m位離れば場所で考えると良いでしょう。

良い設置場所がない時の対策

加湿器のベストな置き場所、NGな置き場所、両方見てみたけれど、、、良い場所がない!!!
という場合もあります。

ちなみに、我が家もこれに当たります(汗)。

ひとまず、「NG場所を出来るだけ避けて置ける場所に置く」ようにしましょう。
それから、NGとなる原因を除くための工夫を。
そのまま置くのはダメでも、こうすればOK!というケースも結構ありますので、ぜひ参考にして下さい。

サーキュレーターを使う

加湿器は部屋の空気が循環している場所に置くのがベスト!
エアコンの下もエアコンの風が蒸気を拡散してくれるので、おすすめの場所でしたよね。
サーキュレーターを加湿器のそばに置いて使えば、この空気が流れる環境を作ることができます。

我が家はこの方式を採用。
スチーム式の加湿器を部屋の端、小さい台(踏み台にもできるような木製の台)の上に置いて、その横にサーキュレータをセットしています。

加湿の強弱のおまかせ機能はありますが、湿度計も確認し、湿度50%前後になるように調整しています。
サーキュレーターを使うことで、部屋全体が加湿され、機密性が高めのマンションということもあり、冬は暖房を特につけなくても温かいです。
温かいので、エアコンなし、こたつと朝晩にストーブで十分過ごせます。

おかげで、冬の電気代は結構安いです。

結露対策をする

窓付近に加湿器は置かない方が良いですが、どうしても窓近くした場所がないという場合は、窓の結露対策をしましょう。
結露シートなどを貼って、サッシに水がたまらないようにする、こまめに窓をふくなどすれば、結露はだいぶ防げます。

加湿器利用による結露に関してはこちらも参考になります。
加湿器で結露しないのは?結露が発生する原因と対策

また、結露がひどい場合、加湿しすぎというケースもあるので、部屋の湿度を確認してみると良いでしょう。

寝室に置く場合はどこに?

夜の乾燥を防ぐために、寝室に加湿器を置くという場合もありますよね。
寝室に加湿を置く場合は、
顔の近く(ただし、直接顔に当たらない場所)
に置くのが良いです。

加湿器どこに置く 寝室に置く

寝室で加湿器を使う場合に注意すること

とはいえ、夜間は温度が下がり、水蒸気が水になり、ベッドや布団が余分な水分を吸い込むことになります。

ですので、一晩中つけっぱなしは避けた方がベター。
寝室を加湿する場合は、寝る1〜2時間前に加湿して、就寝時に消す、もしくはタイマーで1、2時間後に消すようにする、もしくは、ベッドサイドにおける水分簡易的な加湿器を利用するのどすると良いでしょう。

子供部屋や赤ちゃんがいる場合に注意すること

子供部屋や赤ちゃんがいる場合も、置くのに良い場所というのは同じですが、何より気をつけるのは安全面です。
加湿器の置き場所は子供の手に触れず、危なくない場所を選ぶようにしましょう。

我が家も子供たちが赤ちゃんの頃からリビングで加湿器を使っておりますが、子供がいて気をつけるとしたら、コードの引っ掛かりかなと思います。
コードにひっかけて転ぶ、加湿器が落ちる、などが危ないと思います。

あと、「スチーム式加湿器の場合、暑い蒸気が吹き出し口から出るので、やけどに注意」とよく言われます。
我が家の場合は、スチーム式を使っておりますが、赤ちゃんが触ることはなかったです。
「あっちっちだから、触らないのよ」と言い聞かせで十分だったので。

触ることはなくても、不注意でひっくり返したら危ないので、そこは注意してましたけどね。
お子さんが小さい場合は、こちらも参考にしてみて下さいね。
加湿器は赤ちゃんに必要?選び方と置き場所

まとめ

加湿器をどこに置くか、意外と良い場所って少ないかもしれませんね(汗)。
置くと良い場所であっても、置けないケースも多いので、置ける場所はNGな場所ではないかを基準にまず選ぶと良いでしょう。

個人的にはサーキュレーターの同時使用がおすすめかな。

あとは、乾燥対策しなきゃ!!!と躍起になりすぎないことも大切です。意外と加湿しすぎていることも多いです。
部屋がムッとした感じだと要注意。
加湿しすぎて、カビが発生しやすい状態になりますので、注意して下さいね。

 

【関連記事】

加湿器で結露しないのは?結露が発生する原因と対策

加湿器は赤ちゃんに必要?選び方と置き場所

赤ちゃんがいる場合冬の暖房はつけっぱなし?寝室の暖房はどうする?

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました