加湿器は赤ちゃんには必要?選び方のポイントは?置き場所はどこにする?

加湿器赤ちゃん 加湿器の使い方

冬が近づいてきましたね。
赤ちゃんが生まれて加湿器の購入を迷っているママさんも多いのではないでしょうか。

赤ちゃんがいたら、加湿器って買う必要はあるのか?
買うならどのタイプがおすすめか?
置き場所で気をつけることは何か。

などなど。
新米ママの悩みを解決!
赤ちゃんがいる場合の加湿器の選び方のポイントをまとめました。

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加湿器は赤ちゃんが生まれたら必要?

赤ちゃんが産まれたのを機に、風邪やインフルエンザ対策のために加湿器の購入を考えるママさんも多いと思います。
しかし、加湿器って種類もたくさんあって、どのタイプが良いのか、赤ちゃんの安全対策を考えた置き場所を考えると、色々を迷ってしまいますよね。

迷いすぎて「加湿器、なくてもいける?」と買う必要性から振り返ることも(笑)。
実際、加湿器を買わず、昔ながらの濡れタオルでの加湿方法で乗り切っているという家庭も多いようです。

「加湿器は必要ない」派の意見

まずは加湿器を購入する必要はないと感じている家庭の意見からチェックしてみましょう。

  • 電気代がかかるから
  • 加湿器の置き場所がないから
  • 床暖房などで暖かいし、加湿するほどの乾燥を感じないから

 

あったら良いとは思いつつ、、加湿器がなくてもなんとかなっているってことですね。

「加湿器は必要」派の意見

次は、加湿器を購入して、使って便利だと思う家庭の意見。

  • エアコンなどでの暖房を利用するので、部屋が乾燥するから
  • 部屋が乾燥していた、冬に朝起きると喉の痛みなどを感じるから
  • 子供の喘息対策に使うから
  • 暖房のかわりとして利用できるから

 

使ったらやっぱり便利だったし、乾燥による悩みが解消されているので、必要と感じているようです。

しかし、意見を総合してみると、赤ちゃんが生まれたから絶対必要!と言うわけではなく、使用する自宅の環境や、赤ちゃんの健康状態によって、購入を決めた方がほとんどです。

購入するかどうか、決めるとするならば、冬場少しでも乾燥を感じるのであれば、加湿器はあった方が良いかと思います。
また、乾燥対策として、濡れタオルを干すというのもできますが、見栄え的にはあまりよくはないのは事実(汗)。ですので、室内に濡れタオルを干しまくるのに、抵抗がある場合も加湿器の購入はおすすめかな。

ちなみに、我が家は関西地方の機密性の高いマンションに住んでいますが、冬場は加湿器で湿度を保てば、暖房器具はほぼ不要です。
今のマンションに越してからは、エアコンはありますが、夏の冷房時にしか使いません。
他の暖房は、こたつと、セラミックヒーターのみ。さらに、ヒーターも朝晩冷えるなって時にだけ使うといった状態です。

我が家では、暖房代の節約にもなるし、風邪対策にもなるので、加湿器は必須家電となっています。

加湿器赤ちゃんがいる場合のおすすめのタイプは?

加湿器、買った方がいいかなと思ったら、次に考えるのはどんなタイプがおすすめなのか、ということでしょう。

加湿器には大きく分けて4種類あります。
その特徴、メリットデメリットをそれぞれみていきましょう。

スチーム式加湿器

水を加熱するので衛生的なのが特徴。加湿能力が大きいというメリットがある反面、電気代が他の加湿方式より高くなるというデメリットがあります。

赤ちゃんがいる家庭で使用する場合は、熱い蒸気が吹き出ので、その蒸気や転倒させた時にやけどの危険があるので、注意が必要です。
特に赤ちゃんが動き回るようになった時には、設置場所等にに細心の注意が必要です。

安全面に考慮は必要なものの、衛生面等で赤ちゃんがいる家庭でも人気は高いです。

超音波式

超音波振動により水の分子を細かく砕いて、ファンによって霧状に吹き出すタイプの加湿器です。消費電力も少なく、サイズも小さく値段も手頃な物が多いです。
しかし、水をまるごと全て吹き出すので、水の中の雑菌も全てまき散らしてしまう事があり、その結果、病気等になる可能性があります。
タンクの水を常に清潔に保ち(毎日の入れ替えと、定期的なタンクの掃除)、フィルター等の掃除をこまめにすれば、雑菌は防げますが、赤ちゃんがいる家庭は何かと忙しいもの。
こまめな手入れは難しい場合もあり、省エネ、省スペースとしては使い勝手は良いですが、衛生面での心配が一番大きいので、赤ちゃんのいる家庭にはあまりおすすめはできないと言えるでしょう。

気化式

スポンジのようなフィルターに水を染み込ませ、風を当てて自然に気化させる方式の加湿器です。
安全面も高く、電気代が安いのが特徴です。ただし、ファンの騒音レベルが高いので、寝室には不向きという意見もあります。

超音波式程は手入れの頻度は少なめですが、こちらも加湿器の定期的な掃除を怠ると、雑菌を拡散する可能性があるので、注意は必要です。
しかし、手入れをきちんとすれば、安全面と電気代を抑えた加湿器なので、赤ちゃんがいる家庭にも人気です。

ハイブリッド式

スチーム式と気化式の利点を合わせたタイプの加湿器です。
沸かしたお湯をフィルターにしみこませて、そこに空気を送って気化させ、一定の湿度になったらお湯を沸かすのをやめて、気化方式に切り替わります。
最初はスチーム方式、あとは気化式に変わることで、スチーム式と気化式の良いところどりができると言えます(中間で良いところ)

構造が複雑なため、価格は高めですが、衛生面と、安全面、加湿能力、電気代も程よくと考えると、ちょうど良い選択肢かもしれません。

 

赤ちゃんがいる家庭におすすめの加湿器

赤ちゃんがいる家庭の場合、気になるのは衛生面と安全面です。
赤ちゃんが加湿器に触ったり、倒したりした際のやけどなどの事故を気にする場合は、スチーム式を避ける家庭が多いです。
また、超音波式は手入れの手間と、衛生面を考慮すると、こちらも避けます。

ということで、赤ちゃんがいる場合は、気化式、ハイブリッド式の加湿器を選択している家庭が多いようです。

ちなみに、我が家は、最初ハイブリッド式を使用していましたが、フィルタの手入れが面倒だったので、ハイブリッド式が故障した後は、手入れがしやすく、加湿効果の高いヒーター式を購入しました。(象印ので、見た目はまさしくポット(笑)ですが、手入れは楽チンです)。

赤ちゃんがいてはこまめな手入れは難しいので、衛生面から、超音波式や気化式は避けました。
購入の決め手は、手入れのしやすさと加湿のパワーです。

スチーム式の加湿器の購入する際、私も安全面は考えました。
ですが、赤ちゃんと言っても、0〜2歳まで同じではなく、動きも言葉の理解もだいぶ違います。

一人目は夏生まれでしたので、使う頃は半年から、1才前でハイハイもまだの頃。次の年は1才半過ぎるので、だいぶ言葉も理解していると判断しました。
実際、上の子は生後4ヶ月〜8ヶ月、翌年1歳半前前後、下の子は生後3ヶ月、翌年9ヶ月〜1歳1ヶ月の時に使っていたわけですが、加湿器で危ないと感じたことはありませんでした。

たまに、コンセントに引っ掛けてコンセントを抜いてしまうことはありましたが、その対策として、ハイハイの頃は少し高い位置に上げていましたが(30cm程の台の上)、吹き出し口に触ることはありませんし、加湿器を倒したりすることもありませんでした。

1才過ぎる頃には、「これは熱いから触ってはダメ」と言い聞かせるだけで十分。
特に楽しいものでもないので(笑)、わざわざ触ったりもしませんでした。

赤ちゃんに、危ないものと認識させるために、「アチチだから、やけどして痛いよ」と、少し手を近付けて軽く触らるのも効果的です。
赤ちゃんや幼児は、知らない物に対しては触ってみたいと思うようですが、危ないと認識した物はちゃんと気をつけますし、危険と認識するのも、1、2回で十分。何回も何回も言わなくても、本当に危険な物を理解します。

加湿器を使用する期間(11月〜3月頃まで)、赤ちゃんの生後はどれくらいか、赤ちゃんの成長具合も考えるのも、加湿器選びのヒントになるでしょう。

ハイハイ前まで(〜8ヶ月頃まで)は、触る機会は少ないです。
ハイハイからつかまり立ちの時期は、床に近い位置にあると、ちょっと気をつけた方が良いかなと思います。
ちょうど良い高さだとつかまり立ちする台代わりに、加湿器を触る(つかまる)可能性があるので、置く場所には注意が必要な気がします。
「置く場所があまりないかも、、」という場合は、スチーム式は避けるという選択肢もありです。

しかし、1歳過ぎれば、言ってることはだいたい理解できるので、事前の言い聞かせをしっかりすれば、触る可能性はグンと減ります。

加湿器を使うタイミングに赤ちゃんはどのような動きをしているか、を考慮してみると、加湿器選びのヒントになるかもしれませんよ。


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加湿器赤ちゃんがいる場合の置き場所は?

どのタイプの加湿器にしろ、赤ちゃんがいる場合、置き場所は考えますよね。
赤ちゃんがいる家庭は、みな置き場所はどこにしているのでしょうか?

加湿器の置き場所(赤ちゃんがいる場合)

  • キッチンカウンターの上
  • 床に直置き(ストーブ用のケージなどで覆って)
  • キャスター付きの専用の台の上におく(小さめのテレビ台を加湿器置きとする)

大きさによっては上に置けない場合もありますが、赤ちゃんに触られたくない物は上へ上へ移動させるもの(笑)。ということで、加湿器も上に移動させる家庭が多いようです。
とは言え、落下の心配もありますので、安定した場所で、赤ちゃんが下にいることがない場所であることが大前提。

落ちる心配がある場合は、床に直置き、または低めの台を置いてその上に置く場合もあります。またその周りを、ケージなどで覆ってしまう家庭も。
これは専用の物を買うのでも良いですが100均の網と結束バンドでも簡単に作れますので、使用する期間も短いし、手作りしているという家庭もいるようです。

また、加湿器の置き場所は、安全を確保した上で、さらに、加湿効果等を考えると良いですよ。
こちらの記事が参考になります。
加湿器はどこに置く?意外と多いダメな置き場所を避けて効果的に使う

まとめ

これからの時期の風邪、インフルエンザ対策としては、加湿器は有効です。
とはいえ、使い方を間違えると、効果がないばかりか、病気を引き起こすことになりかねない、また赤ちゃんがいる場合には事故にもつながるので、しっかりと検討して、置き場所を確保した上で、加湿器を選んで下さいね。

加湿器選びの参考になれば幸いです。

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