潮干狩りを予定している方、準備万端ですか??
持ち物や場所、取る時の便利グッズは調べても、忘れがちになるあさりの持ち帰り方と後処理。
頑張って撮ったあさりをおいしく食べるためにも、ここはしっかりと抑えておきましょうね。
あさり潮干狩り後の持ち帰り方
潮干狩り、取った後のあさりの処理方法まで確認してこそ、準備万端と言えます。
せっかく頑張ってたくさんとっても、持ち帰り方が悪いと貝が死んでしまったり、砂抜きがうまくいかなかったりと、美味しく食べられない状況になります。
そうならないためにも、正しい持ち帰り方をしましょう。
②クーラーボックスにあさりだけ入れて持ち帰る
③砂抜き用に海水をペットボトルに入れて持ち帰る(2Lで2〜3本)
「真水で洗うと貝が死ぬ」という意見はありますが、表面をさっと洗うだけだので、問題はありません。
逆に、真水で洗うことで、表面についた殺菌を落とし、あさりが口を閉じ持ち帰るまでに傷みにくくなります。
移動中は水を入れず、貝だけ冷やして持ち帰り、砂抜きは自宅で持ち帰った海水につけて行いましょう。
海水につけると、あさりは呼吸しようと送水管を出し、運搬の揺れであさりがびっくりして送水管を挟み死んでしまうことがありますが、海水に浸っていない場合は殻をとじてじっとしているので、そういったことを防ぐことができます。
あさり潮干狩り後の砂抜きのやり方
潮干狩り後、持って帰ってきたあさりの砂抜きのやり方をご紹介します。
②新聞紙などで多い、暗くする。
③静かな場所で3時間〜一晩置く(一晩置く場合は1、2回水を替える)
④砂抜き後ザルに開け、30分ほど置く
①の海水は持ち帰った海水がベストですが、なければ3%ほどの塩水を20度で作り、漬けましょう。時間は3時間はみておいた方が良いですが、12時間以上漬けると貝が酸欠で死んでしまうので、長い時間の放置はNGです。また、たっぷりの水も貝が死んでしまうので、注意。
貝は暗く静かな場所じゃないと、警戒してあまり砂をはかないので、置き場所も気をつけましょう。
①〜③までの手順が「あさりの砂抜き」、④は「塩抜き」になります。
④で貝に塩水を吐かせてないと、調理した時に塩辛くなるので、塩抜きまでしっかりとやるのがおすすめです。
あさり潮干狩りしたものの保存の仕方
潮干狩りでたくさんあさりを取った場合、すぐには食べ切れないので、保存が必要です。
たくさんある場合は、冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存は、砂抜きしてからしましょう。
冷凍すると貝が死んでしまうので、砂抜きできなくなります。
(砂抜き前に冷凍保存してしまった場合は、冷凍のままボイルして、身を貝殻から全部外し、身の中の黒い部分を1つずつ取り除きましょう。)
1回使う分ごとジップロックなどに入れて冷凍し、使う時にそのまま調理します。
保存期間は約1ヶ月です。
まとめ
あさりの潮干狩り、持ち帰り後から下処理までこれでバッチリですね。
あさりの砂抜きをしてて、ちゃんとできてるか不安という場合には、こちらも確認してみると良いですよ。
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